アダルトチルドレンと恋愛依存

2018年08月19日

アダルトチルドレンと恋愛依存 恋愛依存は病名ではありませんが、悩まれている方が多くいらっしゃるのは事実です。
当ルームにも恋愛依存でご相談いただくことが多くありますが、その根本的傾向には一定の法則があります。
それは、不安感が強くネガティブな発想をするというものです。
そして、その不安感はアダルトチルドレンが原因かもしれません。

アダルトチルドレンと恋愛依存の関係性


アダルトチルドレンの特徴である、「自尊心が低く依存的な傾向」が恋愛依存の原因になっている事もあります。
自尊心が低いと不安が強くなり、悪い想像もしてしまいます。
それが相手の行動や気持ちを読み解く事の障害となり、恋愛が上手く行かない状態に陥ります。
ですが、その関係性を終わらせることへも不安を抱えてしまい、自分の中で矛盾した状態となります。
恋愛依存の場合は「止めた方が良いのは分かっているが、恋愛がやめられない」という状態です。
どちらを取っても不安が強いという事です。
これは、アダルトチルドレンの傾向であり、子供の頃に充分な愛情や安心を受けられなかった事が原因かもしれません。

アダルトチルドレンが恋愛依存になる具体例


子供の頃に親の怒りが強かったり、両親が不仲だったりして、自分の感情より大人の感情を優先するクセ(顔色伺い)がついた子供は大人になっても人と共感することが苦手になりやすく、人間関係も不安が強くなりがちです。
そして、顔色伺いという感情の抑圧は、承認欲求に対する希少感を高める事となります。
言い換えれば、「相手に認められたい願望」が強くなりすぎてしまうということです。
そんな中、異性とお付き合いをすることにもなります。
最初はお互いに気を使い、相手のために何かしてあげたいという関係性であったものの、本人は関係が続けば続くほど不安が大きくなっていきます。
それは、相手を失う(相手に認められない)ことへの不安です。
『この相手以外に私を好きになってくれる人は現れないかも』
『この愛情を失うと私はどうなるんだろう』

という思いが不安を強くしていきます。
次第に、相手への愛情表現や束縛がエスカレートしていきます。
相手はそれを重荷に感じ、距離を取ろうとしますが、更に言動をエスカレートさせる結果となります。
その後も、自分は相手を失わないようにしがみ付きますが、どちらにしても苦しい状況になって行くでしょう。


この具体例は一例に過ぎませんが、恋愛依存の原因がアダルトチルドレンである事は珍しくありません。
そして、根本的な問題は捉え方や思考が極端なために、どの選択肢でもマイナスな感情になっているという点です。
問題の解決には、表面的な感情の改善ではなく、根本的な捉え方や思考を見直す必要があるということです。

恋愛依存の克服には?


恋愛依存の克服にはアダルトチルドレンの克服が必要になることがあります。
当ルームではアダルトチルドレンのご相談も多く頂きますが、アダルトチルドレンの克服は考え方のクセ(認知の歪み)の改善が近道となります。
アダルトチルドレンがきっかけとなり、考え方のクセ(認知の歪み)を作り出します。
その考え方のクセが恋愛依存の根本原因である事が多いからです。
認知行動療法では認知の歪みとも言いますが、思考や捉え方には人それぞれ一定の傾向を持っています。
それが無意識的に働いて物事に対処するのですが、考え方のクセに問題がある場合は結果にも問題を抱える事となります。
特に恋愛依存では、親密な人間関係が土台となりますので、考え方のクセが強く出てしまう事も多くあります。
それは、結果的に問題も大きくなってしまうという事になります。
では、考え方のクセを直すにはどうすれば良いでしょうか。
まずは、自分がその感情になっているプロセスを紐解くことが大切です。
恋愛依存では、強い感情が優先されてしまい、冷静な思考が出来なくなる事があります。
感情の強さの原因を理解していくことによって、自分を客観的に見るようになり、思考の仕方が変わっていきます。
その結果、捉え方も変わり感情にも落し所が見えてきます。
アダルトチルドレンから来る考え方のクセの克服には、このような感情の堀り下げを繰り返し行うことが大切です。
恋愛依存で悩まれている方は、今一度自分の感情と思考に向き合うことを心がけてみるとよいでしょう。

カウンセラー小林宏暢著者:   Google+

恵比寿メンタルカウンセリング代表。
様々な職種経験を活かし、認知行動療法を行います。
アダルトチルドレン、共依存、コミュニケーションなどのご相談をお受けしています。


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