東京のストレス
東京という街はストレスの多い街です。
人も物も多い東京は、どうしても負の感情を生み出しやすい環境になってしまいます。
人が多ければコミュニケーションをとる機会が増え、人から影響される事も増えます。
物が多ければ多くの選択肢の中から決断をしなければなりません。
いずれも、良い面もありますが、ストレスを生む原因になってしまいます。
地方から東京に上京して、地元との環境差が大きく、ストレスに耐えられなくなる方もいらっしゃると思います。
東京に限らず、大都市に生活基盤を置くと、環境から来るストレスは大きくなります。
人間関係、自然環境、生活リズムなどの変化は、心身に大きなストレスを与えます。
ストレスを回避するためには環境を変えることが一番早い解決策ですが、生活をする上ではなかなかそうも行きません。
東京で生活をする人達には一層のメンタルケアが必要になってきます。
大きな企業では専属の心理カウンセラーがいるところもありますが、大抵の場合は気軽にメンタルケアを受ける事ができる環境にないかと思います。
多くの方が自分だけでストレスと戦わなければならない状況です。
東京のような大都市では、そのストレスは一層多くなる事でしょう。
ですが、日本では心理カウンセリングが、まだ一般的なものではありません。
資格や法律が一般的になっていない事や、日本人の古い気質が邪魔をしている部分があるかと思います。
医療と民間療法の線引きも難しいところです。
現代社会でストレスケア、メンタルケアの必要性は大きくなってきています。
しかし、必要性に供給が追いついていないのが現状です。
大都市、特に東京で生活する人々に少しでも健やかな生活を送れるようなメンタルケアが、早く一般化して欲しいと思っています。
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