
大宮カウンセリングルームの解説考え方のクセ(自動思考)とは?
認知行動療法で紐解く心の仕組み

出来事の瞬間に浮かぶ無意識の捉え方自動思考とは?
自動思考とは、何か出来事があったときに瞬間的にパッと言葉が浮かぶイメージや考えのことで、今までの情報から脳が瞬時に認識している状態です。
自動思考は、人の「認知(物事をどう解釈し、判断するか)」に深く影響を与えます。
自動思考には人それぞれの傾向やクセがあり、同じ出来事を体験しても人によって反応が違うのは、これが理由です。
例えば「友人にメールを送ったのに返信がない」ときでも、自動思考のクセによって捉え方が大きく変わります。
⚪︎楽観的な自動思考:「相手も忙しいのだろう」と捉える
⚪︎悲観的な自動思考 :「自分に興味がないのでは」「嫌われたのでは」と捉える
このように、自動思考の違いが個々の認知(思考)に影響を与え、その後の感情や言動の違いとして現れます。
自動思考や認知のクセを生み出すスキーマとは?
人の認知(物事の捉え方)は「自動思考」と「スキーマ」によって決まると言われています。
スキーマとは、自動思考に特定の傾向やクセをもたらす潜在的な知識や価値観のことで、過去の体験や環境を通じて形成され、自分や周囲を定義するための「心の設計図」のような役割を果たしています。
例えば、「バナナ」と聞いて「黄色く細長い果物」を浮かべる人が多いのは、過去の経験から「バナナのスキーマ」が形成されているからです。
この個々のスキーマがベースにあるからこそ、出来事に対して特定の自動思考が生まれます。
つまり、認知の仕組みは「スキーマ」→「自動思考」=「認知(思考)」という流れで成り立っています。
認知の歪み(考え方のクセ)とは?
ストレスをやわらげる認知行動療法
自動思考がネガティブな方向に極端に偏ると、認知行動療法の説明では「認知の歪み」と呼ばれる捉え方の偏りが生じます(考え方のクセ)。
「考え方のクセ」は過度なストレスや生きづらさの大きな原因となります。
なお、「自動思考」「スキーマ」「認知の歪み」は専門用語ですが、当カウンセリングではわかりやすく「考え方のクセ」とお伝えしていて、「思考の傾向」や「パターン」と捉えていただいてもいいと思います。
自分自身のクセやパターンに気づくことが、心を軽くする第一歩となります。

認知行動療法における「考え方のクセ」10のパターン
1. 全か無か思考(白黒思考)
物事を「白か黒か」「成功か失敗か」など、極端にどちらかへ分けなければ気が済まない思考です。「常に1番でなければ意味がない」と完璧を求め、自分を追い詰めてしまいます。
2. 一般化のしすぎ
たった1度の失敗や出来事だけで「すべてこうだ」「次も絶対にうまくいかない」と決めつけるパターンです。一度のミスで「自分は何一つ仕事ができない」と全体を否定してしまいます。
3. 心のフィルター
良い面がたくさんあっても、たった一つの悪い面だけに目が向いてしまう状態です。周囲からの評価や出来事の良い部分は無視し、悪い部分ばかりにとらわれて落ち込みます。
4. マイナス化思考
良い出来事やニュートラルな事実まで、わざわざネガティブに置き換えてしまう傾向です。仕事が成功しても「まぐれだ」「誰でもできる」とマイナスに捉えてしまいます。
5. 結論の飛躍
根拠がないのに悲観的な結論へ跳びつくパターンです。相手の言葉を「本当はバカにしているのだろう」と裏を勘ぐったり、将来に対して根拠なく被害妄想的に絶望したりします。
6. 拡大解釈と過小評価
自分の失敗や欠点は大げさに捉え、逆に長所や成功は過剰に小さく見積もる思考です。些細なミスで「なんて無能なんだ」と責め、成功しても「大したことない」と片付けてしまいます。
7. 感情的決めつけ
自分の「感じたこと」をそのまま客観的な事実だと信じ込む傾向です。「もう希望がないように感じる、だからこの問題は絶対に解決できない」と感情を優先して結論づけます。
8. 「〜すべき」思考
「こうあるべき」「〜しなければならない」という強い基準で縛る思考です。自分を追い詰めるだけでなく、他者に対して向けると「なぜこうしないのか」と強いイライラを生みます。
9. レッテル貼り
一度の行動やミスから、自分や他者に不変のラベルを貼ってしまうことです。「ミスをしたから自分は敗北者だ」「一度失敗した部下は能力がない」と柔軟性を欠いて決めつけます。
10. 個人化(自分への関連づけ)
自分に直接関係がないことやコントロールできない悪い結果まで、「すべて自分のせいだ」と責める傾向です。職場でのミスや、家族や周囲の問題に対し、「私がダメだからこうなった」と思い込んでしまいます。
大宮カウンセリングルームの考え方のクセのカウンセリング
悩みや生きづらさを根本から解決

当ルームでは、広く知られている「認知行動療法(CBT)」をベースにしながら、心の深層の紐解き(分析)や「考え方のクセ」の発見と折り合いの独自のプロセスで本質的な改善を目指します。
「考え方のクセ」は人間関係・仕事・恋愛・アダルトチルドレン(AC)など、あらゆるお悩みの根底(木の根の部分)にある最重要分野だと捉えています。
特にアダルトチルドレンのお悩みは、考え方のクセと深い関係にあります。
考え方のクセによる感情抑圧が、自己肯定感が高まらない根本原因です。
当ルームでは考え方のクセの根本からの変化をサポートしていきます。
経験16年・相談2万件の実績考え方のクセのカウンセリング
当ルームで大切にしているのは、考え方のクセの「良い面(責任感や思いやり)」と「感情を傷つける面」の両方を理解することと、アイデンティティの一部として共感的に折り合いをつけることです。
改善へのアプローチは、「出来事→認知(考え方のクセ)→感情→言動」という流れに基づいて紐解いていき、感情の原因の理解と、納得した折り合い方や改善策で少しずつ考え方のクセを改善していきます。
客観的な分析と納得感のある説明を心がけておりますので、考え方のクセの自覚がない方でも安心してご相談いただけると思います。

大宮カウンセリングルーム🟧 考え方のクセのQ&A 🟧
Q1. 心理学の「認知の歪み」と「考え方のクセ」は違うものですか?
A. 基本的な意味は同じです。認知行動療法の専門用語では「認知の歪み」と呼びますが、「歪み」という言葉がご自身を責める原因になりやすいのと、当ルームでは歪みと捉えていないため「考え方のクセ」とお伝えしています。
Q2. 「考え方のクセと折り合いをつける」とは、具体的にどういうことですか?
A. ネガティブな考えを無理に消すのではなく、クセの「良い面(責任感や思いやり)」も自分らしさとして認め、自分の感情を傷つけない違う角度の考え(落としどころ)を見つけていくことです。お悩みに沿ってカウンセリングで具体的にお伝えします。
Q3. 自分の「考え方のクセ」に自分で気づいていない場合でも相談できますか?
A. はい、もちろんです。多くの方がご自身のクセに無意識な状態でご相談に来られます。当ルームでは、具体的な出来事やお話の流れを一緒に丁寧に分析しながら、ご自身の思考パターンを客観的に紐解いていきますので、安心してご相談ください。
Q4. 「考え方のクセ」は、アダルトチルドレン(AC)や生きづらさと関係がありますか?
A. 深く関係しています。過去の体験や環境で生じた自己否定や考え方のクセ(自己防衛)は、生きづらさや人間関係の悩みを繰り返す原因になります。現在の「自己否定や考え方のクセ」の根本的な改善をしていき、生きづらさの変化を目指します。
Q5. 考え方のクセを改善すると、日常生活でどのような変化がありますか?
A. 物事を柔軟に捉えられるようになり、過度な不安・落ち込み・イライラなどが和らぎます。その結果、日常のストレスやさまざまな人間関係のコミュニケーションが改善し、自分らしく穏やかに過ごせるようになります。
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昨今の漏洩問題の中でも「不正アクセスや情報漏洩は確認されていない」と公式に報告されています。
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