躁うつ病(双極性障害)

躁状態とうつ状態を繰り返す疾患で、躁状態とは気分の異常な高揚が続き、本人的にはエネルギーに満ち、快いものですが、社会的には種々のトラブルを引き起こすことが多い状態のことです。
躁うつ病の人も先にうつ症状が出ることが多く、うつ病と診断される場合があります。
また、最近増えている、非定型うつ病の症状に類似している所もあり、統計以上に躁うつ病の人は多いと考えられています。


躁うつ病(双極性障害)解説図


躁状態の症状

●感情面
…自分は何でもできるし、敬意を払われるべき、上機嫌で陽気でよく笑い、たえず冗談を言う、注意力が散漫になる。
●思考面
…アイディアがどんどんわいてきて気分爽快、物事を楽天的にとらえ、できそうにないこともすぐに決断する。
話続けなくてはというプレッシャーを感じる。
●身体面
…エネルギーに満ちあふれ、夜もあまり眠くならず、睡眠不足になる。
眠ったとしても、早く目が覚め、眠りに戻ることができない。
食欲、性欲が増すことが多い。
●行動面
…他人に指図し、高圧的な態度に出る。
お金を湯水のごとく使い、借金まですることもある。
周囲の人間と衝突する。


【躁うつ病(双極性障害)の特徴】

不安障害、依存症、パーソナリティー障害摂食障害、注意欠陥多動性障害(ADHD)などの障害との合併症が高い傾向があり、全般的には感情のコントロールができないのが特徴です。


【躁うつ病(双極性障害)の原因】

まだはっきりとは解明されていませんが、遺伝子や育った環境が大きく関連していると言われていて、ストレスや睡眠不足がきっかけとなり、発症します。
構造的には脳の神経伝達物質であるセロトニンのバランスが崩れることによって症状が現れると考えられています。
また、アダルトチルドレンが原因であることも考えられます。


【躁うつ病(双極性障害)の回復】

薬物療法が中心ですが、認知行動療法を併用することが最近では治療の基本と言われています。
認知行動療法で本人の考え方を見つめ直し、考え方のくせの発見や修正をしていき、それを生活に当てはていくことで、あらゆる面での症状を改善していきます。






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