論理思考で悩みを考えられるようにする

2013年07月22日


人の感情やそれに伴なう行動は複雑なものです。
また、その複雑な事象は絶え間なく起こっており、考える暇が無い程の時間で過ぎていきます。
悩みを抱える時、そこには負の感情があり、その感情が沸き起こるには原因とプロセスが存在します。
感情が沸き起こる原因とプロセスを論理的に考えていくと、悩みを解決する糸口が見つかります。

まず、感情は「快」と「不快」に分けられます。
人は脳に入ってきた情報を自分なりに理解し、生理的に感情を抱きます。
例えば、

「あなたは仕事ができるね」と言われるとしましょう。

反射的に喜びを感じる人が多いかと思います。
この時、喜びを感じる理由にはいくつか種類があります。

・相手に高い評価をされたから(認証欲求が満たされた)
・相手より自分が上だと感じたから(征服欲求が満たされた)
・自分のことを見ていてくれたと思ったから(愛情欲求が満たされた)

これらが、喜びという感情につながっています。
感情を感じるときにはその元にある欲求があり、その欲求を満たしたい理由は普段からの感情が影響しています。

・認証欲求を満たしたい ⇒ 自分や他人に認められることが少ないから
・征服欲求を満たしたい ⇒ 優越感が持てず不安だから
・愛情欲求を満たしたい ⇒ 普段、愛されると感じることが少ないから

そして、このプロセスの最後には個々が持つ「フィルター(考え方のクセ)」が存在します。

・自分や他人に認められることが少ない ⇒ 自己否定感が強い。認められなければいけない。
・優越感が持てず不安だから ⇒ 自尊心が低い。過剰な不安感を持っている。
・普段、愛されると感じることが少ないから ⇒ 愛情の形が極端化している。愛情が分からない。

それぞれは、一例です。
他のフィルターも存在しますが、各個人が必ず持っているものです。
これが、個性や性格につながっていきます。
また、不快の感情でも同じように考える事ができ、欲求を脅かされる、または欲求を否定された場合の感情を理論的に整理することも出来ます。

このように理論的に考えていく事によって、感情が沸き起こる時に使われている個々が持つ「フィルター(考え方のクセ)」を自覚できます。
先ほどの喜びを感じる事象に対して、不快を感じる人も中にはいます。
他人に対して常に不信感を持っている人や、相手の表現を裏読みしてしまう人、誉められる事が良くないことと思っている人などは不快に感じるでしょう。
これはフィルターが喜びを感じる人とは違うからです。
フィルターが違うので、沸き上がる感情が変わってきます。

そして、そのフィルターは無意識に使われています。
日々多くの情報を処理するために今までの経験や知識を元に無意識でフィルターに反映しています。
それは、一つ一つ考える手間を省くための生理的なものです。
普段、無意識で使われているフィルターを知ることにより、それを変化させる事が可能になります。

認知行動療法では、このフィルターの事を「スキーマ」や「媒介信念」と言い、これが「考え方のクセ」となります。
本来、自分では気付きにくい部分を理論的に考えるというのは難しいことですが、認知行動療法はその無意識を理論的に解明し、考え方のクセのバランスを取る事で悩みに対する対処を行えるようにしていくものです。


自分の感情が「なぜ出てくるのか」を見つめ直すと、その感情への対処方法も見えてきます。

カウンセラー小林宏暢著者:   Google+

恵比寿メンタルカウンセリング代表。
様々な職種経験を活かし、認知行動療法を行います。
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